進化し続ける取引所
世界中のグローバル化によって、世界中の取引所が合併して、インターネット店舗のアマゾンのように大きくなっています。
日本では、東証と大証が経営統合(東証が、大証の株式部門を吸収)して、日本取引所グループが発足しました。
そして、東証が有する次世代システムarrowhead(アローヘッド)へ統合され、マーケットが拡大しました。
●arrowhead(アローヘッド)とは?
・発注から約定完了までが高速!(2秒から、マイクロ秒(100万の1秒))
・自動売買の負荷にも耐えられる
証券会社は顧客が取引した金額に対して「場口銭」と呼ばれる手数料を取引所へ支払っています。
ですから、取引所は魅力ある市場を提供し、投資家を呼び込む必要があります。
故に、東証では、次世代システムarrowhead(アローヘッド)で、マーケットの拡大狙っているのです。
arrowhead(アローヘッド)により、これまで欧米に比べて処理が遅かった東証のシステムへ自己の売買システムを接続するのを懸念していた外資の機関投資家の参入も増えるでしょう。
■世界の取引所のグローバル対応は?
2012年7月、ロンドン金属取引所を香港取引所が買収しました。
2012年12月には、アメリカにて、インターコンチネンタル取引所によるNYSEユーロネクストの買収がありました。